メタバース

著作権の侵害!?仮想空間にadidasが出現!!スポーツメーカーメタバースへの出現が加速!

スポーツメーカーNFT

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まずは、下の画像の矢印のマークをクリックし、動画をご覧ください。

動画の最後にでた黒い区画に見慣れたadidasのマーク。

これは何でしょうか。

筆者のようなおじさん世代の表現をするならば、「シムシティにadidasが現れた」といったところでしょうか。

最後の画像だけを見ると、「ゲーム内に勝手にadidasマークが使われている!」って言ってしまいそうですよね。

しかし、この最後の画像には、私たちの未来が詰まっています。

この記事は以下のような方に特におススメです。

  • メタバースやNFTに興味がある。
  • スポーツが好きである。
  • 特定のスポーツメーカーが好きである。
  • メタバースによって、世の中がどう変わるか知りたい。
  • 時代の先を見越して行動したい。

adidas(アディダス)が登場した仮想空間は何?

突如として現れた仮想空間(メタバース)内のadidas。これが何かを語る前に、「そもそもメタバースって何?」と思う方も多いでしょう。

まずは、メタバースについての話から始めます。

そもそもメタバースとは?

メタバースとは

メタバースとはインターネット上に構築された多人数参加型の3次元バーチャル空間仮想世界のことです。

メタバース内のユーザーはアバターと呼ばれ、アバターはこの空間内で自由に行動し、様々なコンテンツを楽しんだり、アバター同士でのコミュニケーションを楽しむことができます。

メタバースに該当する日本の有名なサービスとしては、任天堂の集まれどうぶつの森、マインクラフトなどがあげられます。

インターネットの世界で今一番注目されていると言って過言ではないメタバース。国内外の大企業がこぞってメタバースに投資しています。

Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更したニュースは、メタバースの将来性を示す、象徴的な出来事でもありました。

メタバースについては、下記の記事で詳しく解説しています。

メタバースとは
今話題のメタバースって何?NFTと共に今覚えておきたい知識を解説メタバースについて詳しく・わかりやすく解説しています。また、メタバースによって世の中がどのように変化するかを展望します。...

adidas(アディダス)が登場した仮想空間の正体

adidas(アディダス)が現れた仮想空間の正体は、「The Sandbox」というブロックチェーンゲームです。

ユーザーは、The Sandboxのなかで、土地やアイテムを買い、自由に売買することができます。

最近、「The Sandbox」内の土地を買う大手メーカーや有名投資家が増え始めています。その理由は?

仮想空間の土地が数百万円!?

大手メーカーや有名投資家が購入する「The Sandbox」の土地。

私のような庶民の感覚からは信じられないような価格で販売されています。

下は、NFTのマーケットプレイス「OpenSea(オープンシ―)」で販売されている、「The Sandbox」の土地です。

The Sandbox adidas引用:OpenSea

赤枠のところが販売価格です。

赤枠内の左側に「2,600」と書かれています。単位は「SAND」。

1SANDは、約810円(2021年11月時点)だから計算すると・・・

約210万円!!!!

こんな高い値段で空想世界の土地を買うなんて、ほとんどの人にとって理解できない感覚でしょう。

日本のNFTの第一人者であるイケハヤさんも「The Sandbox」の土地を160万円で購入しており、その経緯を音声配信の中で語っています。

仮想空間内の200万円の土地には一体どんな価値があるのでしょうか?

メタバースによってもたらされる未来とは?adidasの思惑は?

200万円もする仮想空間の土地を買う。買う理由は勿論、「それだけの価値がある」と考えているからです。

更に具体的にいうと、「成長が大いに期待できるメタバースやThe Sandboxに先行投資をして、将来利益を得るため」です。

メタバースによって、私たちの未来はどう変わるんでしょうか?

メタバースによってもたらされる未来

メタバース内では、現時点で経済活動が拡大しています。

上で紹介したようなメタバース内の土地の売買がまず一つ。また、NFTの登場により、メタバース内でアート作品や、コレクション性の高いアイテムなどを取引する動きもでてきています。

ブランド企業のメタバース進出も相次いでいます。

例えばバーバリーはゲーム内で限定コレクションを販売しました。またラルフローレンは、SNSサービス上で、マンハッタンの旗艦店を再現し、ファッションアイテムを販売しています。

メタバースは、今後ビジネスにも応用されていきます。

メタバースビジネス

例えば商談イベントなども、地方や世界中からわざわざ泊まり込みで集まるのではなくて、VRゴーグルやブラウザでアクセスして、メタバース上のイベントに参加して、リアルなイベントと同じような仕事の成果を上げられるようになります。

メタバースのおしゃれショップ、数多のデジタル衣装を販売するアパレル店長などの新しい職業も成り立つかもしれません。

メタバース・ファッション

バーチャルイベントでは、その世界の有名人が音楽コンサートを開くのと同時に、コンサートホールを警備する警備員のアルバイトが成立する可能性もあります。

adidasの思惑とは

ここまで読んでいただいた方は、メタバースには無限の可能性が広がっていると感じたことでしょう。

メタバースによって、新たな生活空間が生まれるのです。

メタバース生活空間

adidasのようなスポーツメーカーがメタバースで空間で行えること。

  • 商品の販売・展示
  • スポーツイベントや講演などの開催
  • スポーツの博物館の開館

adidasは、メタバースへの事業展開に向けて、以下のような声明を発表しています。

「無限の可能性を秘めた新しい遊び場を探しているなら、一緒にメタバースの世界を旅しよう。無料のデジタル・コレクタブルは、好奇心に駆られてオリジナリティの新時代を共に冒険する仲間へのプレゼントだ。ここからあなたの旅が始まる、その記念に。
役に立つ時が来るまで、大切にしまっておいて欲しい。この度の最初の第一歩で、メタバースを未来のクリエーターたちの約束の地にしよう。誰にも真似できないオリジナルの発想を表現でき、真の自分自身になれる場所だ。必要なのは、学び、築き、そして信じること。前に来たことがあるなら、導いてほしい。初めてなら、仲間になろう。あなたとの旅が楽しみでならない。きっと、全てはうまくいく」

adidasのようなスポーツメーカーにとって、メタバースは大きなビジネスチャンスですよね。

メタバース内でも土地代などの費用はかかるでしょうが、現実世界での土地代・建設費・人件費に比べれば圧倒的に安い。

そして何よりも「表現したいことが自由に行える。」

これは私たち個人にも言えることです。

メタバースの中では普段できないことが行える。もう一人の自分が生きる世界を創造できるのです。

私たち一人一人にもメタバースの世界では、大きな可能性が広がっています。

adidas以外のメーカーもNFT・メタバースに参入

スポーツメーカー・メタバースにNFTやメタバースに参入しているのは、adidasだけではありません。

時代の変化によるビジネスチャンスにうまく乗れるか否かが各メーカーの命運を左右するといって過言ではないでしょう。

NIKE(ナイキ)はメタバース空間「NIKELAND」を開設

NIKEは、オンラインゲームのロブロックス(Roblox)にメタバース空間「NIKELAND」を開設しました。

NIKELANDの動画がこちら。

NIKELANDのサイトには以下のような文章が。

スポーツがルールに縛られない NIKELAND へようこそ。トランポリンで鬼ごっこ?やってみたら?「床は溶岩だ!」をちょっぴりパルクール風に?さあ、行こう。スポーツの世界を探索して、ナイキの湖で泳いだり、友達と一緒にレースをしたり、隠された秘密を発見したりしよう!そして、身体を動かそう。モバイルデバイスを振って、体験内で超常能力をアクティベート。

引用:NIKELAND

ASICS(アシックス)はNFTコレクションをOpenSeaでリリース

一方、ASICSはNFTに進出。

これまでのアシックスの商品(シューズ)をNFTの動画にして販売しています。

アシックスNFT出典:OpenSea

このNFTは、0.39ETH。日本円で約19万円ですね(2021年11月29日現在)。

高いと思うか、ありだと思うかは人それぞれの価値観。

大手メーカーのNFT。この先の付加価値の可能性を考えると、個人的には、「なくもない」と思います。

今後もスポーツメーカーのNFTやメタバース空間への進出が続くことは間違いないです。

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スポーツメーカーのNFT・メタバースへの進出のまとめ

この記事のまとめです。

  • メタバースとはインターネット上に構築された多人数参加型の3次元バーチャル空間仮想世界のことである。
  • adidasは、メタバースの今後の発展を見越して、メタバース内に土地を所有している。
  • メタバース内では、既に経済活動が拡大しており、今後は商品の販売やイベントの開催が活発化することが予想される。
  • adidas以外にも、NIKEやASICSがこの分野に参入しており、今後各メーカーのこの分野への進出は加速していくと思われる。