「本ページはプロモーションが含まれています」
「NFT」について、どんなイメージを持っているでしょうか?
「最近流行りのもの」「アート・イラスト・ゲーム」「売れば儲かりそう」・・・etc
それぞれのイメージがあると思います。
先日、Jリーグの浦和レッズが「NFT」を販売すると発表があり、話題になりました(関連記事はこちら)。
サッカークラブにとってのNFTとは?
その答えのヒントが、昨年12月に神奈川県社会人 2 部リーグの鎌倉インターナショナルFC(通称:鎌倉インテル)が発表した「鎌倉デジタルコレクション」にありました。
この記事は以下のような方に特にオススメです。
- サッカーを見るのが好きである。
- 応援しているサッカークラブがある。
- サッカーのNFTに興味がある。
- NFTがサッカーファン・サポーターにどう影響を与えるのか知りたい。
この記事では、サッカークラブとNFTの関係の理想の未来像を、鎌倉インターナショナルFCが発表した「鎌倉デジタルコレクション」を例に解説します。
そもそもNFTとは ~サッカーNFT~

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、日本語で言うと「非代替性トークン」となります。
「非代替性」、つまり替えることができない、改ざんすることができない、唯一無二という意味です。
もう少し説明を加えると、
「改ざんできないように、シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータ」ということになります。
これまでのデジタルデータは、右クリックなどで簡単にコピーも偽造もできました。
著作物を違法にコピーし転載したサイトが社会問題化することもありました。
しかし、NFTはブロックチェーンという画期的なデータ管理システムを使用することにより、データの改ざんや不正ができず、著作者の権利が守られます。
NFTの種類には以下のようなものがあります。
- アート作品
- 写真
- トレーディングカード
- 音楽
筆者が保有しているサッカー系のNFT
NFTについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

NFTの世界では、転売することは「善」である。

NFTの世界では、ほとんどの場合「購入したNFTの転売・二次販売」が認められています。
「転売」という言葉にはどこかネガティブなイメージがあります。
しかし、NFTの世界では「転売」は非常にポジティブなことなのです。
なぜ、NFTの世界では「転売」はポジティブなのか?
NFTの世界では、購入者によってNFTが転売されたとき、多くの場合、元の作成者や販売者に手数料(転売代金の10%程度)が入る仕組みとなっています。
つまり、転売を数多く重ねるほど、NFTの作成者には利益が入る仕組みです。
NFTが転売を繰り返す過程で、作成者は収益を得る。また、転売され多くの人の手に流通していくNFTには価値や人気がでるのです。
世界的に人気のあるNFTには、数千万円の価格がつきます。
しかし、数千万円の価格がついたNFTの多くは、もともとは1万円足らずで販売されていました。
「人気がでる➡転売される」の過程を何度も繰り返すことで、いつしか数千万円の値がついたのです。
鎌倉インターナショナルFCのNFT
鎌倉インターナショナルFCのNFTは、2021年12月17日に販売開始されました。
販売するマーケットプレイスは、NFTで世界最大のOpenSea。
本格的なNFTです。
販売されているNFTは、選手・監督や鎌倉の風景などで、地域性があり、デザインも優れたものです。
鎌倉インターナショナルFCは知れば知るほど興味深いクラブ
そもそも鎌倉インターナショナルFCとはどのようなクラブなのでしょうか。
鎌倉インターナショナルFC(通称:鎌倉インテル)は、その名の通り鎌倉を本拠地としたクラブ。
設立は、2018年1月。神奈川県社会人サッカー2部リーグに所属(2022年1月現在)。
J1から順番に下がっていくと、8部のカテゴリーに所属するクラブです。
鎌倉インターナショナルFCのCONCEPT MOVIE(YouTube)
ホームページ・YouTube・Twitter・Instagramとメディアをフル活用しています。
地域活動や国際的な視点、教育など、幅広い視点を持った実に興味深いクラブ。
クラブの代表・四方さんがクラブ発足の経緯や想いを語った動画がこちら
神奈川の社会人リーグに、こんなにも志が高く、先進的な視点を持ったクラブがあるとは驚きです。
筆者はこのクラブの魅力に惹かれてしまいました。
「鎌倉デジタルコレクション 」のコンセプト

鎌倉インターナショナルFCのNFT・「鎌倉デジタルコレクション 」の公式HPには、「日本初の地域活性を目的としたNFTコンテンツ」と書かれています。
鎌倉デジタルコレクションの売上について、公式HPには以下のように記載されています。
同コレクションの初期販売および二次販売以降の収益から手数料を差し引いた一部を各団体に寄付します。世界の子どもたちの支援活動を行うユニセフに売上1%を寄付するとともに、鎌倉市、同コレクション撮影場所(一部)、「鎌倉インテルこども未来基金」を通じて、鎌倉の子どもたちや指導者を対象としたスポーツ教育、国際教育、環境教育の充実に活用いたします。
引用:鎌倉インターナショナルFC公式HP
チーム設立のコンセプトである、「地域活動や国際的な視点、教育」のひとつのかたちが、このNFTなのです。
現在、鎌倉デジタルコレクションのNFTは、完売となっています。2022年1月20日に追加販売となりましたが、すぐに売れました。もしかしたら、今後の更なる追加販売もあるかもしれません。
購入者は、おそらく地域の人やファン・サポーターでしょう。
筆者の想い
筆者の個人的な想い。
購入者の方に、購入したNFTを転売してもらいたい。
上でも述べましたが、NFTの世界では、転売することは「善」なのです。
鎌倉デジタルコレクションのNFTを転売すれば、転売した売上の一部が作成元の鎌倉インターナショナルFCに入ります。
つまり、ファンやサポーター・地域の人がNFTの転売を繰り返すと、それが鎌倉インターナショナルFCの発展、鎌倉の子どもたちの教育・国際貢献につながっていくのです。
ファンやサポーター・地域の人々の間にNFTが渡っていくことによって、クラブと地域が豊かになる。
それって、素敵だと思いませんか?
「鎌倉デジタルコレクション 」のNFTを購入する方法
上で述べたとおり、現在(2022年1月22日)「鎌倉デジタルコレクション 」のNFTは完売となっています。
しかし、買える可能性が全くないわけではありません。
「鎌倉デジタルコレクション 」のNFTを買う方法
- 購入者に買取りのオファーをする(販売サイトのOpenSeaにオファー機能があります。)
- 購入者が転売したとき又は、NFTの追加販売があったときに買う。
販売サイトのOpenSeaでNFTを購入するために必要なこと
- 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設
- 暗号資産のイーサリアムの購入
- メタマスク(ウォレット)の作成
詳しい手順は下記の記事をご覧ください。

上記の三つの手順を終えたら、最後にもう一つ作業が必要になります。
それがイーサリアムをポリゴンにブリッジする作業です。
OpenSea(オープンシー)には、「イーサリアム」と「ポリゴン」という2つのブロックチェーンがあり、「鎌倉デジタルコレクション 」のNFTは「ポリゴン」というブロックチェーンを使用しています。
「ポリゴン」でNFTを購入するには、暗号資産(仮想通貨)の取引所で購入したイーサリアムをポリゴンにブリッジする必要があります。
詳しい手順は下記の記事をご覧ください。

「サッカークラブ×NFT×ファン・サポーター」の理想的な未来とは

筆者は、鎌倉インターナショナルFCのNFT・「鎌倉デジタルコレクション 」に、サッカークラブ・ファンやサポーター・NFTの3者に理想的な関係を見た気がします。
サッカークラブとファンが、「NFT」というツールを通して、より深く支えあう。
NFTを買うことがクラブの発展につながる。そして、NFTの転売を通して、ファンやサポーターの間にクラブへの愛情の輪が広がる。
今後、サッカークラブはNFTをさまざまなかたちで活用するでしょう。以前に私はこんなツイートをしました。
浦和レッズのNFTの詳細
今後予想されること
☑️他のチームのNFT参入
☑️ファンクラブ会員証のNFT化
☑️NFT保有者への特別サービス
https://t.co/VgOez6rE1B⬇️⬇️NFTの基礎知識https://t.co/HQpiZJftdw
— アキ@Jリーグサポーターガイド (@aki_iisapo) January 13, 2022
ファン・サポーターにとってもNFTを保有することでさまざまな特典を受けれる可能性があります。
サッカークラブとNFTの関係は始まったばかり。両者の関係が、幸せな関係になることを願うばかりです。
まとめ
この記事のまとめです。
- NFTは、シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータのことである。
- NFTの世界では、ほとんどの場合「購入したNFTの転売・二次販売」が認められている。
- NFTは、転売により作成者に手数料が入る仕組みになっている。
- 鎌倉インターナショナルFCは、地域活動や国際的な視点、教育など、幅広い視点を持ったクラブである。
- 鎌倉デジタルコレクションNFTは、チーム設立のコンセプトである、「地域活動や国際的な視点、教育」のひとつのかたちである。
- ファンやサポーター・地域の人がNFTの転売を繰り返すと、それが鎌倉インターナショナルFCの発展、鎌倉の子どもたちの教育・国際貢献につながっていく。
- サッカークラブは、今後さまざまなかたちでNFTを活用すると予想される。