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ネットニュースなどを見ていると、最近「メタバース」や「NFT」という言葉をよく見ます。
その中には、「メタバースの土地が数百万円で取引された」というニュースもあります。
メタバースは、ネット上の仮想空間のことです。
ほとんどの人はこう思うでしょう。
「仮想空間の土地が数百万円で取引されるなんて、信じられない。理解できない」
そんな「なぜ？」という問いに答えます。
この記事は以下のような方に特におススメです。
- メタバースに興味がある。
- マインクラフトなどのゲームが好きだ。
- メタバースの土地になぜ高額の値がつくか知りたい。
- メタバースを早く使いこなしたい。
- 近未来の生活を知りたい。
この記事では、メタバース（The Sandbox）の土地になぜ高額が付くのかや未来の生活について、初心者にもわかりやすく説明します。
メタバース・The Sandboxについて
ここでは、メタバースとメタバースを代表するゲームである「The Sandbox」について解説します。
そもそもメタバースとは
メタバースとはインターネット上に構築された多人数参加型の3次元バーチャル空間仮想世界のことです。
メタバースという言葉自体は「超」を意味する「メタ」と「宇宙」を意味する「ユニバース」から作られた造語で、SF作家ニールスティーブンソンの1992年の小説スノークラッシュの中で、仮想世界を指す名称として登場しました。
メタバースに該当する有名なサービスとしては、2000年代に流行したSecond Life（セカンドライフ）や、任天堂の集まれどうぶつの森などがあります。
Second Life（セカンドライフ）では、現在の暗号資産のような独自通貨がありましたが、あの時代にはブロックチェーン技術がなかったため、運営企業が倒産すると、通貨が消え去り、価値がゼロになってしまうというリスクがありました。
あつまれどうぶつの森では、企業や公的機関とコラボすることで、観光名所への旅行が仮想空間でも体験できるような活動を実現しています。
また、究極のメタバース・バーチャル空間を描いたものといえば、映画「マトリックス」の世界を連想させる人も多いことでしょう。
これからのメタバースゲームとこれまでのゲームとでは何が違う？
「これからのメタバースゲーム」と、集まれ動物の森やマインクラフトのような「これまでのメタバースゲーム」は何が違うのか？
これからのメタバースゲームの大きな特徴は以下の3点です。
- ブロックチェーンの技術が活用されている。
- ゲームのアイテムをNFT化し売買できる。
- ゲームをすることにより、本格的にお金を稼げる。
そして、これからのメタバースの代表的な存在になりそうなゲームが「The Sandbox」です。
The Sandboxの概要
The Sandboxとはどんなゲームなのか？
百聞は一見に如かず。まずは動画をご覧ください。
The Sandboxは、ゲームが好きな方にわかり易く言えば、「マインクラフトにブロックチェーンとNFTを取り入れ、実際にお金を稼ぐことができるようになったゲーム」といったところです。
現実の空間のように、The Sandboxの世界を自由に歩き回ることができます。さらに、ゲーム内で作成したゲームやアイテムは、NFTとしてマーケットプレイスで売ることもできます。娯楽として楽しむこともお金を稼ぐこともできます。
The Sandboxで遊ぶには、仮想通貨取引所の開設とメタマスクが必要になります。
The Sandboxは、香港発のゲームで世界で累計4,000万ダウンロードされています。
The Sandboxには、世界のさまざまな企業が投資しており、日本円にして約106億円もの資金調達を行ったというニュースが話題になりました。
The Sandboxに投資した企業の中には、日本のソフトバンクも含まれています。
The Sandboxの土地はなぜ100万円以上で売れるのか？
ここまでの記載で、これからのメタバースゲームがプレイすることで利益を生み出せることがわかりました。
しかし、それでもなお、仮想空間の土地に100万円以上の値がつくことへの「？」はとれないはず。
仮想空間・The Sandboxの土地に大金を投資する個人や企業にはどのような未来が見えているのでしょうか？
コインチェックNFTやOpenSeaで買えるThe Sandboxの土地は実際いくらで売られているの？
The Sandboxの土地(LAND)を購入できる主な場所は以下の通り。
初心者の方にも購入しやすいのは、コインチェックNFTです。
価格の面でもOpenSeaで買うよりも、購入時のガス代がかからない分、安く買えますね。
コインチェックNFTの利用には、コインチェックの口座開設を行う必要があるので、まだの方は下記より。
The Sandboxの土地(LAND)は実際いくらで売られているの？
「The Sandboxの土地が数百万円の値がつく」と上でも記載しましたが、実際いくらで売られているのかOpenSeaの販売画面を見てみましょう。
出典：OpenSea上のOpenSeaの販売画面を見ると、「3.1ETH」で販売されている（赤枠）ことがわかります。
3.1ETH ⇒ 日本円で140万円（2021年12月12日現在）
やはり高額。しかもこれは比較的安い方です。
実際の土地と同じで、The Sandboxの土地も場所によって高値がつきます。
では、なぜこれほどまでの高値でThe Sandboxの土地が売買されるのか。そのからくりに迫ります。
The Sandboxの土地を高値で買う人の意図は？
数百万円する仮想空間の土地を購入する人の意図。
明白なのは、数百万円の価値があると思うから購入しているということです。
購入者が考えるその「価値」とは何でしょうか？
メタバースの土地はどのように利用されていくのか
仮想空間の土地（The SandboxのLAND）はどのように使用され、土地を持つことによりどのようなメリットがあるのでしょうか。今後予想される使用の用途やメリットは以下の通りです。
- 土地でイベントを開催し、入場料を得る。
- 土地を有料で貸す。
- 土地を所有することで、The Sandboxの運営に関する投票に参加できる。
つまり、本物の土地と同様に、仮想空間の土地を所有することでビジネスを行えるということです。
おそらく、土地の所有者の多くは、購入した金額以上の収益を未来に得ることができると考えていることでしょう。
メタバースによる未来の生活
私たちの生活はメタバースによって、大きな変化が起ころうとしています。
新たな世界が生まれ、新たな経済活動の場が生まれようとしています。
新たな世界は、現実の世界にはない、自由な発想が実現できる世界。
「こんな世界が本当に実現するの？」って思う方もいるでしょう。
しかし、今から30年前、今のインターネット社会が想像できたでしょうか？
この20年～30年での社会の変化、世界をリードする企業がこぞってメタバースに投資をしている。
そういった点を考慮すれば、上記のような世界が実現していくことは、何ら不思議ではありません。
「メタバースの土地になぜ100万円以上の値が付く？」のまとめ
この記事のまとめです。
- メタバースとはインターネット上に構築された多人数参加型の3次元バーチャル空間仮想世界のことである。
- これからのメタバースゲームの特徴は、「ブロックチェーンの技術の活用とゲームアイテムのNFT化」である。
- The Sandboxは、「マインクラフトにブロックチェーンとNFTを取り入れ、実際にお金を稼ぐことができるようになったゲーム」である。
- The Sandboxで遊ぶには、仮想通貨取引所の開設とメタマスクが必要である。
- The Sandboxの土地は、NFTのマーケットプレイスで100万円以上の値で実際に売買されている。
- The Sandboxの土地では、現実世界での土地と同様にビジネスを行うことができる。
