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2021年11月、NFTのニュースがちまたにあふれています。
NFT×マクドナルド、NFT×SKE48、NFT×クエンティン・タランティーノ、NFT×ミクシィ(mixi)・・・
NFTに有名企業、芸能人が進出するニュースを聞くと、自然と興味がわきますよね。知らないと時代に乗り遅れないか不安になるものです。
過去の記事でNFTの概要やNFTの買い方の手順について説明してきました。
今回は、現在世界最大のNFTのマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」を紹介します。
この記事は以下のような方に特におススメです。
- NFTにどんなものがあるのか知りたい
- NFTを買ってみたい
- OpenSeaにアクセスしたけど、使い方がよくわからない
- 今後価値があがりそうなNFTをOpenSeaで探したい
この記事では、世界最大のNFTマーケットOpenSea(オープンシー)の使い方(NFTの買い方・売り方)を初心者向けに優しく解説します。
OpenSea(オープンシー)とは
上でも記載したように、OpenSea(オープンシー)は2021年現在、世界最大のNFTマーケットプレイスです。NFTを売買するユーザーにとって、このマーケットプレイスを無視することはできません。
OpenSea(オープンシー)はニューヨークを拠点にしており、これまでに2800万ドル、約30億円のNFTが販売されました。
海外のサイトですが、日本人でも簡単にNFTを売買することができます。操作は初心者でも手順を理解すれば難しくはありません。
そもそもNFTって

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、日本語で言うと「非代替性トークン」となります。
「非代替性」、つまり替えることができない、改ざんすることができない、唯一無二という意味です。
もう少し説明を加えると、「改ざんできないように、シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータ」ということになります。
NFTの詳しい説明は下記をご覧ください。

イメージをふくらませるために、実際のOpenSeaのNFTの画像を見ましょう。

上の画像の一つ一つがNFTです。
ちなみに筆者が保有しているスポーツ系のNFTはこちら。


このようにNFTはアートやトレーディングカード、スポーツ系の画像、ゲーム、音楽などのデジタルデータなのです。
そして、NFTのマーケットプレイスは、NFTを買う市場。簡単にイメージしてもらうと、メルカリのようなものです。
ハンドメイドで作成した商品や不要になった服などを個人が出品して、それを購入しようという人たちが集まるのがフリマです。
マーケットプレイスは、このフリマのNFT版と思っていただければ大丈夫です。
OpenSea(オープンシー)の特徴
OpenSea(オープンシー)の特徴は以下の通りです。
- 世界最大のNFTマーケットプレイス
- NFTの出品数やユーザー数も多いので、取引が成立しやすい。
- 基本的には、暗号資産(仮想通貨)のイーサリアムを使用してNFTの売買を行う。
- 購入時の手数料はないが、ガス代が発生する。
ガス代ってなに?
OpenSeaでNFTを売買する際に発生する「ガス(GAS)」代とは、イーサリアムのブロックチェーン利用時に発生する手数料です。
上でも書いたように、OpenSea自体は購入時に手数料は徴収しないのですが、イーサリアムのブロックチェーンを使用することに手数料が発生します。
スポーツやコンサートのチケットを購入する際に、セブンイレブンなどのコンビニで発券すると、発見手数料(コンビニの発券システム利用に対する手数料)が数百円かかることをイメージしてもらうとわかり易いでしょうか。
事前に準備が必要なもの
OpenSeaでNFTを購入する際に、事前の準備事項は以下の通りです。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所の口座
- イーサリアムを購入する。
- メタマスク(ウォレット)の作成
- メタマスクにイーサリアムを入金する。
詳しい手順・方法は下記の記事でご確認ください。

OpenSea(オープンシー)の登録方法
OpenSeaの登録手順について説明します。難しい操作はなく、簡単に登録できます。
手順1
OpenSeaにアクセスし、画面右上の、「財布のマーク」をクリックします。

手順2
ウォレット(財布)の選択画面がでます。メタマスクを作成した方は、キツネのマークの「MetaMask」を選択してください。

手順3
パスワードの入力を求められますので、メタマスクのパスワードを入力して、「ロック解除」をクリックしてください(署名の要求画面がでたら、「署名」ボタンをクリックしてください)。
これでOpenSeaとメタマスクが連携され、NFTを売買できるようになりました。

手順4
NFTの売買はできるようになったのですが、ユーザー名とメールアドレスを登録しておくと、案内や売りに出していたNFTが売れた際に通知がきます。登録もしておきましょう。
お財布マークの横のアイコンをクリックし、「設定(又はMy Account Setting)」をクリック。

手順5
署名の要求という画面になります。「署名」をクリックします。

手順6
続いて、ユーザー名とメールアドレスの登録です。ユーザー名は後からでも変更できます。入力し、画像の下にある「保存する(又は「SAVE」)」をクリックします。

手順7
入力したメールアドレス宛に認証メールが届きます。青いボタンを押して認証をしたら、登録完了です。

OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方
OpenSeaの基本的な見方について解説をしていきます。まずはNFTアイテムの探し方です。
OpenSeaの画面の見方
- 自分が欲しいアイテムを探す方法をご紹介していきます。まず、ホームの探索をクリックします。

- 下のような画面が出てきます。イラストのような各画像がNFTです。
画像の下の「黒枠」に価格がイーサリアムで表示されます。 - 「赤枠」のところでは、NFTをキーワードで検索できます。また、左端のところでは、価格や新着のNFTを探せます。「緑枠」は、NFTを美術・音楽・スポーツなどのジャンルごとに探索できます。

NFTの買い方
OpenSeaでのNFTの購入方式は主に二つあります。
- 提示されている金額で買う方法
- オークション形式で買う方法
提示された金額で買うというのは、出品者が指定した金額で買う方法です。オークション形式は、ヤフーオークションのイメージです。期間中に最高額を入札した人が落札できます。
では、実際にNFTを購入します。
今回は①の「提示されている金額で買う方法」で購入します。初心者の方はまずはこの①の方法で購入する方が良いと思います。
手順1
右上の緑枠の「探検」ボタンをクリックし、今回はスポーツ関連のNFTを購入します。

手順2
スポーツ関連のNFTの一覧が表示されます。赤枠のNFTサッカーゲームで世界的に人気を集めている「Sorare(ソレア)」のNFTを購入します。画像をクリックします。

手順3
「Sorare(ソレア)」のNFTカードの一覧が表示されます。赤枠のところで表示順を「価格順や作成日順」などに選択することができます。緑枠のところでは、カードを「現在販売中」「クラブ名」などで絞り込めます。

手順4
では、今回は浦和レッズの阿部選手のNFTカードを購入することにします。緑枠のところに価格が表示されています。画像では少しに見えにくいですが、価格は「0.07ETH」です。左下の「Buy now」をクリックすると、購入画面にすすみます。

手順5
購入画面です。購入意思の確認です。緑枠に価格の0.07ETHが表示されています。()内には米ドル金額も表示されます。「今買う(Buy now」をクリックします。

手順6
「チェックアウトを確認する(Confirm checkout)」をクリックします。

手順7
メタマスクを起動し、赤枠に「ガス代」が表示され、緑枠に「NFTの価格とガス代を合わせた合計金額」が表示されます。
今回は、NFTのカードが0.07ETH、ガス代が約0.033ETH、合計約0.1033ETH(購入当時のレートで約430ドル)になります。金額に問題がなければ、右下の「確認」ボタンをクリックします。

手順8
購入処理の画面が表示されます。少しの時間待ちます。

手順9
購入処理が完了すると、自分のプロフィールに購入したNFTカードが表示されます。これで購入完了です。

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偽物にご注意・初めは公式マーク付きのNFTを
OpenSea(オープンシー)でNFTを初めて購入する際、どのNFTを購入しようか迷うと思います。
購入の基準として、一つの指標となるのが、そのNFTが「公式マークがついたものであるか」、「所有者が多いか」です。
例えば、下のOpenSeaのNFTコレクション画像。各コレクションの名前の後ろに青丸のレ点チェックが入ったもの(画像の赤い〇枠)が公式コレクションの証明になります。

「NFTってブロックチェーンを使ってるから不正や改ざんができないのでは?」と思った方もいるでしょう。
他の記事でも述べたように、ブロックチェーンで購入履歴を辿ることはできますが、元はデータ画像。右クリックでデータ画像を保存して、コレクション自体を偽物にしてしまうことも現時点では可能です。
有名NFTの公式コレクションには上記の公式マークがついてますので、そちらを購入すれば安心です。
公式マークがついてないNFTは全て偽物??
公式マークがついていないNFT=偽物という訳ではありません。
個人で自由にNFTを作成し販売できるOpenSeaでは、小規模なコレクションも沢山あり、そのようなコレクションは公式マークはついていません。
公式マークがついていないコクレションを見極める一つの指標になるのが、所有者などの数です。
下の画像をご覧ください。

上のサッカーイラストのNFTコレクションは、所有者が「1.7K」(Kは10の3乗を意味する)と書いてあり、所有者が非常に多い、「コレクションが盛り上がりを見せている」ことが分かります。
このような指標を目安にNFTの人気の有無を見極めるのも判断方法の一つです。
OpenSea(オープンシー)でのNFTの売り方
OpenSeaでのNFTの売り方は、「固定価格での販売」と「オークション形式での販売」の2種類あります。
では手順を見ていきましょう。
手順1
自分のNFTの中から売りたいNFTの画像をクリックします。

手順2
右上の「売る(sell)」をクリックします。

手順3
固定価格で売る(赤枠)かオークション形式で売る(緑枠)で売るかを選択します。

固定価格で売る方法

- 赤枠:暗号資産の種類と出品価格を設定します。
- 緑枠:販売期間を設定します。
- 青枠:「販売対象を特定する」などオプションを選択します。
全て入力したら、最下部の「完全なリスト(Complete listing)」(紫枠)をクリックします。
オークション形式で売る方法
オークション形式で売る方法には、以下の2通りの方法があります。
- 価格釣り上げ方式(Sell to highest bidder)
- 価格下落方式(Sell with declining price)
①の価格釣り上げ方式が、私たちに馴染みのある方式です。購入希望者のうち最終的に最も高値をつけた希望者が購入する、いわゆる「オークション方式」です。
②の価格の下落方式は、価格が順番に下がっていく方式のオークションです。
下がオークション形式での販売画面。

- 赤枠:価格釣り上げ方式か価格下落方式を選択。こだわりがなければ、釣り上げ方式で良いと思います。
- 緑枠:暗号資産の種類と開始価格を設定します。
- 青枠:オークションの期間を設定します。
全て入力したら、最下部の「完全なリスト(Complete listing)」(紫枠)をクリックします。
OpenSeaでNFTを売る際のその他の注意事項
- 出品をすることは無料でできますが、初めて出品をするときだけ手数料のガス代が発生します。
※ガス代が発生しますので、メタマスクにイーサリアムを入金しておきましょう。 - 「完全なリスト(Complete listing)」をクリックすると、メタマスクが立ち上がりますので、手続きを進めてください。
- 出品が完了したら、誰かが買ってくれるのを待つだけです。
- 出品のキャンセルもできます。キャンセルにもガス代が発生します。
- 出品価格の再設定は値下げのみ行えます。
購入したNFTを売って利益を得ることは可能?
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OpenSeaで購入したNFTに時間の経過と共に付加価値がでたり、購入したNFTを販売に出すことによって利益がでる可能性はあります。
実際に上で紹介した私が保有していた小野伸二選手のNFTカードは、その後売りに出して、購入時より高値で売ることができました。
ただ、個人的には転売目的でNFTを購入していくことよりは、愛着の持てるNFTを購入し、保有することに価値を感じることが、本来のNFTの意義なのかとも思います。
紙ベースのアイドルやスポーツ選手、アニメのトレーディングカードも、付加価値がついても、売らずに手元に置いておく方が多いですよね。それはきっとそのカードに愛着があるからでしょう。
気に入ったNFTを保有し、保有したい気持ちがなくなれば販売する。それぐらいの感覚でNFTを売買するのが良いと思います。
OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方・売り方のまとめ
OpenSeaでのNFTの売買の方法についてのまとめです。
- OpenSea(オープンシー)は2021年現在、世界最大のNFTマーケットプレイスである。
- 海外のサイトだが、日本人でも簡単にNFTを売買することが可能。
- 基本的には、イーサリアムを使用してNFTの売買を行う。
- 購入時の手数料はないが、ガス代が発生する。
- 売買には、取引所の口座開設・メタマスク(ウォレット)の作成が必要。
- NFTを購入する際、慣れないうちは公式マークがついているNFTを買うことが無難である。
- 固定価格とオークション式での売買方法がある。