楽天のNFTマーケットプレイス、「Rakuten NFT」がいよいよ2022年2月25日にサービス開始となります。
楽天ほどの大きな影響力がある企業が日本人向けにNFTサービスを開始する。
“いよいよ日本でもNFTが広まっていく!”
そんな予感がするニュース。公式のYouTubeにはこんな動画が。
これまで「NFTってなんか難しそう」と感じていた方もいるでしょう。
楽天が始める「Rakuten NFT」は、日本人や初心者にとって使いやすいサービスです。
NFTを始めるチャンス。
この記事は以下のような方に特にオススメです。
- 「Rakuten NFT」について知りたい。
- NFTに興味がある。
- 興味があるけど何か難しそうだと思っている。
- NFTを賢く経済的に使いたい。
- スポーツや、音楽・アニメが好きだ。
この記事では、「Rakuten NFT」のサービス内容をわかりやすく紹介します。また、「Rakuten NFT」を経済的に使う方法も解説します。
楽天のNFTサービス「Rakuten NFT」とは

楽天のNFTサービス「Rakuten NFT」とは何か?
その前にそもそもNFTが何かを知りたいという方もいるでしょう。
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、日本語で言うと「非代替性トークン」となります。
「非代替性」、つまり替えることができない、改ざんすることができない、唯一無二という意味です。
もう少し説明を加えると、「改ざんできないように、シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータ」ということになります。
これまでのデジタルデータは、右クリックなどで簡単にコピーも偽造もできました。
著作物を違法にコピーし転載したサイトが社会問題化することもありました。
しかし、NFTはブロックチェーンという画期的なデータ管理システムを使用することにより、データの改ざんや不正ができず、著作者の権利が守られます。
NFTについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

「Rakuten NFT」にはどんなNFTがあるの?

Rakuten NFTで販売されるNFTは、スポーツ、アイドル、漫画・アニメ、ゲーム、アートなどを中心とした、エンターテインメントのNFTです。
グローバル企業の楽天らしく、上記以外にも幅広い分野のNFTの取り扱いがあると予想されます。
そのことは下記の動画からもわかります。
初のコンテンツは『ULTRAMAN』のNFT
「Rakuten NFT」の第一弾として、「ULTRAMAN(ウルトラマン)」のNFTが2月25日のサービス開始とともに、販売されることが発表されています。
楽天の公式サイトには以下のように記載されています。
『ULTRAMAN』より第1弾となる「ULTRAMAN」、「SEVEN」、「ACE」の「Rakuten NFT」限定ビジュアルとオリジナルエフェクトを楽しむことができる「高画質エフェクト付きプレミアムデジタルアート」のモーメント全3種が発売されます。
引用:楽天公式HP
即完売、プレミアがつくことが必至です。
NFTの世界では基本的に転売が認められています。
「Rakuten NFTでもユーザー間の転売が可能」と、すでに発表されています。
転売と言うと、ネガティブなイメージですが、NFTでは転売の売上がもともとの販売者(作成者)にロイヤリティとして入る仕組みとなっており、転売することはごく普通のことなのです。
1万円以下で発売されたNFTが転売を重ねるうちに数百万円以上になることも決して珍しい話ではありません。
あなたが買ったNFTもプレミアがつくかもしれません。
楽天のNFT「Rakuten NFT」の買い方・使い方

「Rakuten NFT」はどのようなサービスか?
これについて、楽天グループ NFT事業部の責任者がインタビューの中で、「楽天のフリーマーケットアプリ「ラクマ」のNFT版」と答えています。
要は、メルカリみたいなイメージを持ってくださいということですね。
「Rakuten NFT」の4つの特徴
「Rakuten NFT」の特徴は以下の通りです。
- クレジットカード決済が可能
- ユーザー間の2次販売(転売)が可能
- 楽天の70以上のサービスとの連携
- 楽天の独自のブロックチェーンを使用
クレジットカード決済が可能
「Rakuten NFT」では、楽天IDに紐づいたクレジットカード決済が可能です。クレジットカード決済で簡単に購入できるのです。「NFT市場の民主化をめざす」と楽天NFTの責任者がインタビューの中で話をしていましたが、「Rakuten NFT」は幅広いユーザーが気軽に利用できるようにサービス設計されています。
ユーザー間の2次販売(転売)が可能
上でも述べたとおり、NFTの世界ではユーザー間のNFTの転売が公式に認められていることがほとんどです。「Rakuten NFT」も転売・2次販売が可能です。人気が出そうなNFTを早めに購入して転売して利益を得るというやり方もいいかもしれません。
楽天の70以上のサービスとの連携
「Rakuten NFT」は、楽天市場・楽天チケットなど70以上のサービスとの連携機能が加わる予定です。具体的には、スポーツの観戦チケットを「楽天チケット」で購入して試合観戦に行った人だけがもらえる特典をNFTで提供するなどです。
最近ではTwitterやInstagramもNFTと連携していくと発表しています。NFTが私たちの生活の身近なものと連携していく時代になるのです。
楽天の独自のブロックチェーンを使用
「Rakuten NFT」では、既存のブロックチェーンではなく、楽天独自のブロックチェーンが使用されます。楽天が2016年8月に設立した研究開発組織「楽天ブロックチェーン・ラボ」で開発を進めた技術が使用されます。
本格的にNFTを始めたい人は・・・
「Rakuten NFT」の長所は、難しい操作がなく、気軽に誰でもNFTを買える点です。
しかし、中にはこの機会に本格的にNFTを始めたい、知識を深めたいという方もいるでしょう。そういう方は、暗号資産(仮想通貨)の取引所で、イーサリアムを購入して世界最大のNFTマーケットOpenSeaなどに触れることをオススメします。
筆者が本格的にNFTを始めて良かったと思うこと。
- 暗号資産(仮想通貨)について理解できた。
- 円安が進み物価はあがり給与は横ばい。そんな状況の中、円だけではなく、暗号資産(仮想通貨)に目を向けることは将来的にプラスになると考えている。
- 暗号資産(仮想通貨)でNFTを買う人がまだまだ少ない。だから、逆にそこに踏み込むことでさまざまなチャンスがある。
- 暗号資産(仮想通貨)で購入したサッカーNFTの転売による利益(約10万円)がでた。
暗号資産(仮想通貨)の取引所の開設やウォレット(メタマスク)の登録は、お金はかかりません。いつでも暗号資産(仮想通貨)でNFTを購入できる準備をしておいても損はないと思います。興味のある方は下記の記事をご覧ください。

「Rakuten NFT」を賢く経済的に使う

楽天NFTを経済的に使う方法。
それは、楽天カードで購入すること。
実は筆者は、楽天カードでほとんどの買い物を済ませています。理由は簡単です。
楽天ポイントがあっという間に貯まるから。
楽天カードを基盤にして、普段の買物は楽天カードか楽天Payで、ネットショッピングは楽天市場で、旅行の予約は楽天トラベルで・・・とすると、ポイントが簡単に貯まります。
筆者のポイントの実績(赤枠が年間のポイント数・1ポイント=1円の価値として対応サービスで使える)

直近の1年は、調べたら約5万円相当のポイントが貯まっていました。
入会費・年会費は無料です。特に他でポイント管理をしていなければ、「Rakuten NFT」を始める機会に楽天ポイントを貯めて、少しお小遣い(楽天ポイント)を得るのも悪くないかと。
「Rakuten NFT」のまとめ
この記事のまとめです。
- NFTは、シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータのことである。
- Rakuten NFTで販売されるNFTは、スポーツ、アイドル、漫画・アニメ、ゲーム、アートなどを中心とした、エンターテインメントのNFTである。
- 「Rakuten NFT」の第一弾として、「ULTRAMAN(ウルトラマン)」のNFTが販売される。
- 「Rakuten NFT」の特徴は「クレジットカード決済可能」「転売可能」「既存の楽天サービスとの連携」「独自のブロックチェーン」である。
- 「Rakuten NFT」は楽天カードを使用するのが経済的である。